時代の変化をチャンスと捉え、
さらなる成長に向けて挑戦します。 代表取締役社長 石川 修

自動車生産設備の設計製作で培った
強みをもとに、新たな事業にも進出。

六反機械は1954年に設立された、半世紀以上の歴史を持つ機械メーカーです。当初、日産自動車の村山工場に隣接して工場拠点を構え、各種自動車生産設備の設計製作から事業をスタートしました。自動車工場で使用される組立関係や搬送関係の装置に強みを持ち、お客様からのさまざまなご要望にお応えして事業を発展させてきました。当社に寄せられるオーダーは、一点物の特殊な機械であるケースが多く、難しいご要望にも迅速かつ丁寧に対応することでお客様からの信頼を重ねています。近年は、長年にわたって培ってきた技術をもとに、新たな事業にも進出しています。自動車の生産設備はもとより、特殊な用途を持つAGV(無人搬送車)等の駆動部分の設計製作、あるいは航空宇宙産業に向けて搬送装置や専用治具を製作し実績を上げています。今後も、当社の強みが発揮できる領域に果敢にアプローチし、新たな市場を開拓して事業を拡大していきたいと考えています。

自動車産業の進化に対応して
私たち自身の技術も進化させていく。

いま時代は大きく変わろうとしています。当社が長年にわたって支援してきた自動車産業も、EV(電気自動車)化という技術の変革期を迎えています。私たちは、この大きな変化の波を好機と捉え、新たな領域に挑戦するための技術の向上と、顧客の多様化を図っていきたいと考えています。たとえば、これから自動車はいっそうの環境対応が求められており、ボディを軽量化するために、鉄ではなくアルミが採用されるケースも増えています。このアルミの加工・溶接技術なども強化し、人材を育成していく方針です。さらに、機械系のみならず電気系の技術も獲得し、設備をトータルで提供できるメーカーへと進化していきたいと考えています。また、EVではバッテリーがきわめて重要な部品となり、それを扱うためにはクリーンルームなどの設備も必要です。こうした未来に向けての投資は惜しまずに実施し、時代の変化を自らの発展につなげていきたいと思っています。

新工場も竣工。
人材採用にも力を入れ、
小さいながらも豊かな企業を目指す。

さらなる成長のための体制強化にも取り組んでいます。2020年には、自動車製造工場向けの機械設備の設計製作で実力を誇る湘南造機グループの一員となりました。同社の顧客ネットワークから新たなお客様を獲得できるチャンスが増え、このメリットを大いに活かして事業を拡大していきます。また、2023年には埼玉県日高市に新工場が竣工しました。従来の工場に比べてはるかにスケールアップし、より巨大な装置を容易に製作できる環境を整えました。敷地にも余裕があり、今後の事業の拡大に応じて工場を拡張していく考えです。まさにいま、六反機械は第二の創業ともいえる新たなスタートを切ろうとしており、私自身もこれからの成長が大いに楽しみです。まだまだ小さな会社ですが、ここに集う従業員がみな幸せに暮らせる企業を目指しており、培った技術を次代に継承して永続的に発展していくために、新しい人材の採用にも力を入れていく方針です。
これからの六反機械に、どうぞご期待ください。

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